ニンニクとβカロテンについて!

ニンニクに含まれるビタミンEの効果! 効果
ニンニクに含まれるビタミンEの効果!

βカロテンは抗酸化作用で知られますがニンニクには100g中生ニンニクで5μgと微量ですが含有しています。一般的には緑黄色野菜に多く含まれます。例えば、モロヘイヤ、ニンジン、ホウレンソウ、バジル、パセリ、しそ、ケール、かぼちゃ、ルッコラなどです。そして抗酸化3トリオのビタミンが今回テーマのβカロテン(ビタミンA)、ビタミンE,ビタミンCの三つで実際この三種のビタミンを摂ることで体内で相乗効果が期待できます。

βカロテンは優れた抗酸化成分


前回のビタミンEは老化防止に必須のビタミンですが、それだけで、老化を効果的に食いとめるのは完全ではありません。

βカロテンはフルーツや野菜で補う事ができ、優れた抗酸化力を持ち他の抗酸化成分では対応しきれないところまで抗酸化力を発揮してくれます。

ですからビタミンE、ビタミンCとβカロテンはセットで摂取することが大事になります。

βカロテンの抗酸化効果 。

βカロテンの抗酸化効果についてです。


βカロテンは癌、心臓病、白内障、免疫低下など加齢とともに生じる症状を予防します。

活性酸素による細胞の遺伝子の破壊(癌化)や脂肪の酸化を食い止めてくれます。

さらに、βカロテンはは体内でビタミンAにかわるのでビタミンAの効果として免疫力を増す効果もでます。

とりわけ癌の予防を考えると強い抗酸化力のβカロテンが有効です。

実際の研究結果でもβカロチンの摂取量が多く血中のβカロチン値が多い人は癌にかかる確率が半分以下になるという結果がでています。

逆に例えば肺がんでは血中のβカロチンの量が低い人は、肺がん罹患率が4倍も高く、他子宮頸がん、腸癌でも癌の罹患率が下がるというデータがあります。

また、オーストラリアの研究では乳がんの女性の中でβカロチンを多く摂取した人は摂取の少ないひとに比べ12倍も生存率があがったという研究報告があります。

βカロチンの免疫機能の向上効果。

βカロチンの免疫機能の向上効果について。


アメリカのアリゾナ大学の研究結果では、平均年齢が56歳の60人の男女に60mgのβカロチンを2カ月間毎日摂取したところNK細胞、ヘルパーT細胞が増加しリンパ球の活性がたかまったという報告があります。

免疫力をささえるのがリンパ球でその中のNK細胞は日々3000個も発生すると云われる癌細胞を破壊するやくわりがあります。

ヘルパーT細胞はウイルス、バクテリアなどの敵を識別し攻撃指令を出し自らもキラー細胞になり正に免疫に関係する役割をもっています。

その他、βカロチンを6年間、一日おきに50mgの摂取で心臓発作、卒中、心臓病が半分に抑えられたという結果があります。

これは血管の悪玉コレステロール(LDL)の酸化したものが血管に付着するのをβカロチンが防止していると考えられています。

ビタミンAをサプリで摂るならベータカロテン。

ビタミンAをサプリで摂るならベータカロテンを摂りましょう。


食物からビタミンAを摂る場合は、よほどビタミンAを多く含むレバーを大量に食べるなどしない限り過剰摂取の問題は起きませんが、サプリメントでは過剰摂取により腹痛、悪心、嘔吐、めまいなど急性の中毒症状が起き慢性では食欲不振、骨の痛み、脱毛、皮膚乾燥などの症状が起きます。

βカロテンは過剰摂取の問題はなく、体内で必要な分だけビタミンAに変換しますので安全と考えられています。

βカロテンはニンニクの含有量は少ないので緑黄色野菜をとることを心がけ食生活が不安定なひとはβカロテンのサプリを定量(通常は1粒か2粒)飲むのがいいと思います。

まとめ。

今回は「ニンニクとβカロテンについて!」というテーマでお送りしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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