ニンニクにはビタミンEを成分に含んでいますが、そのビタミンEのすばらしい効果についてです。ビタミンEは植物油、魚介類に多く含まれ、野菜や果物にも含まれバランスのとれた食生活をすれば自然に摂取出来ます。そしてビタミンEには動脈硬化の防止や心臓病の予防、免疫力の回復、癌の予防、脳と血液の老化防止などすばらしい健康効果が期待できます。
ビタミンEの作用。
ビタミンEの作用についてです。
ビタミンEが老化防止に効くと言われるのは、強い抗酸化力があるからです。
そして脂溶性の性質があり、体内の脂肪分の多い所で効果があります。
特に脳や動脈、免疫機能低下防止に効果があります。
脳と免疫細胞の膜には多くの脂肪分があり、動脈は脂肪の影響をうけやすく、例えば脳や血中の脂肪が活性酸素によって酸化すると機能障害を起こし、組織の老化を早めます。
ビタミンEはこの老化を防いでくれます。
動脈硬化の起きるメカニズム。
動脈硬化の起きるメカニズムについてです。
動脈硬化は血液中の悪玉コレステロール(LDL)が活性酸素によって酸化され有害となり動脈壁に浸透すると考えられます。
この悪玉コレステロール(LDL)の酸化をビタミンEが防いでくれます。
ビタミンEの免疫力。
ビタミンEの免疫力についてです。
アメリカのタフツ大学の実験データでは、60歳以上の人にビタミンEのサプリメントを400IU(サプリメント1粒分),または800IUの摂取で免疫力が若者と同じくらいまで回復したという結果を発表しています。
この原因として、免疫細胞の膜の脂肪を活性酸素が酸化するのをビタミンEが防いだためと考えられるとしています。
また、脳細胞は活性酸素によって酸化されるとリポフスチンという老化色素が増えます。
この色素沈着が脳機能の低下の原因と考えられ、ビタミンEがこのリポフスチンの沈着を防ぎ、さらに脳の血流も良化することが分かっています。
また、癌に関しては肺がんや結腸癌に対する発がん防止効果が報告されています。
まとめ。
今回は「ニンニクに含まれるビタミンEの効果!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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